アマゾンは他の5社とともに、ブラジルのパラ州にあるアマゾン熱帯雨林の保護を支援するためにカーボンオフセットクレジットの購入に1億8000万ドルを投じることを発表しました。この契約は、気候変動対策において重要な役割を果たす世界最大の熱帯雨林を保護するための大きな一歩です。
LEAF連合の初のアマゾンプロジェクト
このカーボンクレジットは、アマゾンが2021年に共同設立した森林保護イニシアチブ「LEAF連合」を通じて購入され、同連合のアマゾンでの初プロジェクトとなります。LEAF連合は、アメリカやイギリスなどの政府とも提携し、気候変動抑制を目指す取り組みを推進しています。
契約は、ニューヨーク気候週間の一環で発表され、パラ州知事のヘルダー・バルバリョ氏は、売上の一部を地域社会、先住民や農家に還元すると発表しました。
自然保護と地域社会の支援
アマゾンに加え、バイエルやH&Mなどの大手企業も参加し、自然保護プロジェクトを通じてカーボンクレジットを購入します。これにより、熱帯雨林の保護が進むとともに、現地のコミュニティへの支援も行われます。
この取り組みは、企業が森林保護に投資するモデルとなり、地域社会と環境保護の両立を目指すものです。
【参照】
carboncredits.com. Amazon and Five Others Commit $180 Million in Brazil’s Amazon Carbon Credit Deal