石油資源開発(JAPEX、TYO: 1662)、出光興産(TYO: 5019)、北海道電力(HEPCO、TYO: 9509)は、北日本での炭素回収・貯留(CCS)プロジェクトのエンジニアリング設計作業を開始すると発表した。
独立行政法人金属エネルギー安全保障機構(JOGMEC)は、日本で2番目に大きな島である北海道の苫小牧地域で行われるプロジェクトのエンジニアリング契約を受注した。
石油天然ガス開発公社(JAPEX)が火曜日に発表した声明によると、この施設は2023年に実施された実現可能性調査に基づき、2030年までに稼働し、2050年までにカーボンニュートラルを達成するという日本の目標に貢献する予定だという。
両社の提案は、2024年の「先進的CCSプロジェクトのためのエンジニアリング設計作業」イニシアチブの一部として選定されました。
出光と北海道電力は排出源から二酸化炭素(CO2)を回収するために必要な装置の設計に注力し、石油資源開発はパイプラインや貯蔵施設の設計を担当する。
JAPEXは、沖合の深層塩水層にCO2を注入・監視する装置の設計も担当し、2030年までに年間150万~200万トンを貯留することを目標としている。
さらに、JAPEX は、敷地の建設、資材の調達、貯蔵サイトの容量を評価するためのデータ分析など、調査井の掘削準備を監督します。
パートナーは、プロジェクトの成功を確実にし、日本全土での将来の CCS 運用の可能性を探るために、地域社会、政府、産業界と緊密に協力します。
【引用】
carboncredits.com. JAPEX And Partners Launch Engineering Design For Advanced CCS Project In Japan