商工組合中央金庫(商工中金/東京都中央区)は1月6日から、J-クレジットを預金として受け取れる国内初の「J-クレジット預金」の取り扱いを開始した。相殺に利用するクレジットは森林由来のもので、同預金を通じて森林の適正管理に貢献できる。
期間は2月25日まで、募集枠は総額100億円分
「J―クレジット預金」は、満期時元本に応じて環境価値を付与するサービス。預金した企業は付与されたクレジットを用いて、経済活動に伴うCO2排出量のオフセットに活用できる。
預入金額は、1社につき5000万円以上、10億円以内(5000万円単位)。オフセット量は、たとえば満期時元本5000万円の場合、5トン分。今後は2025年2月25日までで、総額100億円分を募集する。
なお、今回、同預金を設計するにあたっては、J-クレジット・プロバイダーであるイトーキ(東京都中央区)の協力を得てサービスを設計した。
商工中金は今後も、イトーキとともに適切なカーボン・オフセットによる経済と環境の好循環を促進し、中小企業の脱炭素化を後押ししていく考えだ。
【引用】
環境ビジネス. https://www.kankyo-business.jp/news/c606ab2d-2097-4797-8689-dd0dced18bb4