テスラは第2四半期に利益が45%減少し、売上高255億ドルに対して利益は15億ドルとなりました。前年同期の利益は27億ドルで、営業利益率は9.6%から6.3%に低下しました。この利益減少の一因は、価格引き下げによる需要喚起とAIプロジェクトへの支出増です。一方、カーボンクレジットの収益は過去最高の8億9,000万ドルに達し、前年同期比216%増、第1四半期比102%増でした。テスラの電気自動車販売台数は4.8%減の44万4,000台、生産台数は14%減の41万1,000台でした。また、米国市場でのシェアは初めて50%を下回り、競争が激化しています。利益減少に伴い、CEOのイーロン・マスク氏には新たな成長戦略が求められていますが、投資家はテスラが自動運転タクシーやロボットを提供するAI企業になると期待しており、株価は5月以来40%上昇しています。
【引用】
carboncredits.com. Tesla’s Profit Sees a 5-Year Low But Carbon Credit Sales Hit Record High