東京都は1月24日、「グリーン水素トライアル取引」成立と水素の供給開始を記念したセレモニーを開催した。式典に参加した小池 百合子都知事は、「これまで個別に取引されていた水素の取引結果が可視化できる」と、取り組みの意義を強調。また「取引実績で得られる知見を今後設立する水素取引所に生かす」と意欲を示した。
販売価格と購入価格を入札で決定し、グリーン水素利用拡大を図る
「グリーン水素トライアル取引」は、グリーン水素の販売・購入価格をそれぞれ入札によって取り決めるダブルオークション方式で行われる。供給者の落札単価が利用者の落札単価を上回る場合は、都がその差額を支援し、グリーン水素の取引機会の創出と利用の促進を図る。
オークション運営は、日本取引所グループ(JPX)傘下の東京商品取引所(東京都中央区)が担う。

グリーン水素トライアル取引のイメージ(出所:東京都)
2024年12月には初の入札結果を公表
都と東京商品取引所(東京都中央区)は2024年12月に、グリーン水素のトライアル取引の実施を発表。同年12月23日には、初の入札結果が開示された。
供給側落札単価は、300円/ノルマルリューベ(各コース共通)。利用側落札単価は、トレーラー輸送コースが89円/ノルマルリューベ、カードル輸送コースが230円/ノルマルリューベだった。
グリーン水素の供給は、山梨県などが出資するやまなしハイドロジェンカンパニー(YHC/山梨県甲府市)が落札した。
水素売買を仲介する「水素取引所」については、2023年の国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)で、小池知事が立ち上げを表明している。
【引用】
環境ビジネス. https://www.kankyo-business.jp/news/2e64311c-38e6-4c2f-af3b-b6f37ff4d2d7