LINEヤフー(東京都千代田区)は1月17日、ヴィーナ・エナジー(同・港区)と、岡山県真庭市に建設される「真庭太陽光発電所(2026年竣工予定)」を活用したバーチャルPPAを締結したと発表した。LINEヤフーがPPAを締結するのは、今回が初めて。
CO2排出量、20年間で74万トン削減へ
今回の取り組みで使用する真庭太陽光発電所は、バーチャルPPA用単体としては国内最大規模となる。
LINEヤフーは今後20年間にわたり、同発電所から年間8500万kWh分の非FIT非化石証書による環境価値を購入する。これにより、CO2排出量は約74万トン削減できる見込みだ。
「追加性のある再エネ利用が不可欠」と判断
LINEヤフーは、国際イニシアチブ「RE100」に参加するほか、2030年度までにグループにおけるスコープ1・2のGHG排出量実質ゼロ、2050年スコープ1・2・3のGHG排出量実質ゼロという目標を掲げている。
これまでも再エネ調達を図ってきたが、今後の使用電力の再エネ化には、国内における再エネの普及が必要であるとし、追加性に着目した。今回のバーチャルPPAは再エネ発電所を新設することから、追加性があるものと判断している。
【引用】
環境ビジネス. https://www.kankyo-business.jp/news/aae24cac-79f8-460e-99ba-fce0b0dcf949