ジェトロと宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、カンボジアで「日カンボジア経済共創交流シンポジウム」を開催し、衛星技術や脱炭素技術を活用したカーボンクレジットビジネスの創出を目指しました。シンポジウムには、日本企業19社とカンボジアの政府関係者や企業230人が参加し、カーボンクレジットに関する協業への期待が示されました。パネルディスカッションでは、日系企業が自社の技術を紹介し、カンボジアにおける具体的な活用方法に関する質問が寄せられました。また、サグリがカンボジアオクニャ協会と農地の脱炭素化・カーボンクレジット創出に関する覚書(MoU)を締結しました。シンポジウムの前後には、日本企業向けに現地の工場や農場の視察が行われ、カンボジアの脱炭素化への関心が高いことが確認されましたが、新技術導入にはコスト面の課題も浮かび上がりました。
【引用】
JETRO. https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/08/56079af540dfc250.html