東京大学と北海道大学は11月15日、両大学が持つ森林資源などを有効活用し、グリーントランスフォーメーション(GX)を推進するための連携協定を締結したと発表した。世界的な課題である脱炭素やネイチャーポジティブ、循環経済などに関する研究や活動に共同で取り組む。
両大学、全国トップレベルの農学部 GXに関する学術研究を推進
協定内容は、(1)GX推進に向けた学術研究の推進、(2)GX推進に向けた学術研究の成果の社会実装、(3)GX推進に向けた各種取り組み、(4)その他協定の目的を達成するために必要な事項の4点。
両大学はともに、研究のための広大な森林を保有する。今後は、豊富な森林資源と研究環境を融合し、GXによる取り組みをさらに進める考えだ。
東大は2021年に公表したGXに関わる基本方針「UTOKYO Compass」に基づき、脱炭素などに取り組んでいる。北大も2023年に中期ビジョン「HU VISION 2030」を策定し、持続可能な社会実現のための活動を進めている。
【引用】
環境ビジネス. https://www.kankyo-business.jp/news/32153ebb-fe5f-4186-9649-a819b6b58ba3