東京商品取引所(東京都中央区)は12月に、東京都と共同で、グリーン水素のトライアル取引を実施する。これに伴い、現在、グリーン水素の供給希望者・利用希望者の申し込みを受け付けている。
販売・購入価格をダブルオークション方式で決める
東京都は、都内における水素の需要拡大・早期社会実装化を目的に、水素取引所の立ち上げに向けた取り組みを進めている。今回、グリーン水素の販売・購入価格を入札で決める市場形式による試行事業者に、東京商品取引所を選出した。
同社は今後、グリーン水素の取引機会創出、利用促進に向けたトライアル取引を実施する。具体的には、販売・購入価格をそれぞれ入札で取り決めるダブルオークション方式を行い、販売と購入の価格差解消を目指す。
12月2日から供給・利用希望者の募集開始
また、同社は12月2日、JPXのウェブサイト上に「東京都グリーン水素トライアル取引事業特設サイト」を開設するとともに、グリーン水素の供給希望者・利用希望者を対象に、同事業への登録申込の受付を開始した。今後は、同サイトを通じて、最新情報を順次発信していく。
【引用】
環境ビジネス. https://www.kankyo-business.jp/news/ec3caa70-a9eb-40ca-b226-05f1bf7832fe