武蔵野大学は3月10日、同大学工学部環境システム学科生が同学による環境・サステナビリティの取り組みをまとめた「サステナビリティレポート2024」を制作・公開したと発表した。レポートでは、大学内のSDGsに関する活動やエネルギー使用量・廃棄物のデータ、削減の実績など、持続可能な社会に向けた具体的な施策を中心に掲載している。
実データとともに、学科生による考察も掲載
大学の脱炭素データでは、大学内の排出量やガス使用量など今後のカーボンニュートラル実現に影響を及ぼす数値に加え、大学が導入している冷暖房システムや冷温水の効果を分析した。
レポートによると、2023年度の同大学のCO2排出量は、有明キャンパスが240万5000トン、武蔵野キャンパスが414万トンだった。2023年度はコロナ禍が収束したことを受け、対面授業が再開。空調設備や照明の使用頻度が増えた結果、CO2排出量が増えたと考察している。

(出所:武蔵野大学)
このほか、レポートでは、SDGsを専門的に学ぶ環境システム学科・サステナビリティ学科の学生が主体的に社会課題解決を目指して実践するプロジェクト「サステナビリティプロジェクト」や、同学科ゼミ生によるSDGs活動など、同大独自の取り組みも紹介している。
学生によるサステナビリティ開示の取り組み
同大学は、これまでも環境システム学科(現サステナビリティ学科)を中心に、SDGsの取り組みを推進してきたが、SDGsや環境・サステナビリティに関する情報を集約した開示は行われていなかった。そこで今回、ゼミ活動の一環として同レポートを制作した。
レポートは全40ページ。詳細は工学部環境システム学科の特設サイトで確認できる。
【参考】
武蔵野大学―大学内の環境意識を高める新たな取り組み! 環境システム学科生が「サステナビリティレポート2024」を制作・公開
【引用】
環境ビジネス. https://www.kankyo-business.jp/news/785b93cf-0940-4599-bde7-a4d2d1b609de