スタジオスポビー(東京都中央区)は7月16日から、奈良県と連携し、県民の脱炭素型ライフスタイルの意識醸成と行動変容促進を目的とした「脱炭素エキデン奈良」プロジェクトを開始する。
徒歩での移動など、脱炭素化アクションに特典進呈
同プロジェクトは、スタジオスポビーが開発した個人の脱炭素行動変容をAIで定量計測し可視化するアプリ「SPOBY」を活用して展開していく。
参加者は期間中、日々の生活の中で無理なく脱炭素化アクションを行うと、ポイントが付与される。貯まったポイントはさまざまな特典と交換できる。
脱炭素化アクションの一例
- 徒歩・自転車による移動
- マイボトルの利用
- コンポストの利用
地域とつながる脱炭素アクション企画を展開も
秋以降には、奈良の歴史や豊かな自然を体感できる、「SPOBYアプリ」連動の体験型イベントも予定している。奈良の世界遺産を自転車で巡るスタンプラリーになるという。イベントの詳細は決まり次第、順次発表される。

「脱炭素エキデン奈良」(出所:スタジオスポビー)
大阪府・京都府での経験を基に、脱炭素化をサポート
スタジオスポビーは、2022年に開発した「SPOBY」を基に、企業・自治体との協業を進めている。自治体との連携では、2023年には大阪府と、3月には京都府と、同アプリを活用した奈良県同様のプロジェクトを開始した。
このうち大阪府のプロジェクトは、大阪・関西万博を契機に企業のCO2削減をサポートするという企画で、2024年6月には参画企業が100社を突破したと明かした。
【参考】
奈良県―くらしの中で脱炭素チャレンジしませんか!7月16日から「脱炭素エキデン奈良」が始まります。
【引用】
環境ビジネス. https://www.kankyo-business.jp/news/b7c9751d-3141-4565-b4fe-a2bce4249b70