アスエネ(東京都港区)は9月9日、グループ会社のASUENE APAC(シンガポール)が、フットボール産業の国際カンファレンス「World Football Summit(WFS)」と、グローバルパートナーシップ契約を締結したと発表した。国際的に広がるスポーツ業界のサステナビリティ推進に協力し、持続可能なイベント運営の実現を目指す。
アスエネが、大会前後のCO2排出量を算定
WFSは、世界のフットボール業界関係者が開催する国際会議で、持続可能で包括的なフットボール産業の形成を目的にしている。2016年に初開催して以降、これまでに累計28回開催した。
アスエネは今回のパートナーシップ契約に基づき、9月3日・4日に開催された香港大会において、大会におけるCO2排出量の事前・事後算定を実施した。このほか、オフィシャルグローバルサステナビリティパートナーとして参画しイベントに参加。このほか社会貢献活動の実施を支援した。
香港大会では竹の植林活動も実施
香港大会の中で開催された「Sustainability actions in Football Business」をテーマとするイベントには、パネリストには、相田 鉄弥氏(Jリーグ)、春日 洋平氏(鹿島アントラーズ)、濱田 雅章(ASUENE APAC マネージング・ディレクター)が、モデレーターとして岡部 恭英氏(日本サッカー協会)が登壇した。また、閉幕後の5日には社会貢献活動として、約30名によるワークショップおよび竹の植林活動が行われた。

WFS香港大会でのイベントの様子(出所:アスエネ)
国際的に広がるスポーツ業界のサステナビリティ推進の動きに対応
スポーツイベント業界においてもCO2排出量の「見える化」を起点とした持続可能な運営への転換が促進される中、WFSは「グリーンな運営手法の導入」「カーボンフットプリントの削減」「再利用資源の活用促進」などを通じて環境負荷低減に取り組む。
【引用】
環境ビジネス. https://www.kankyo-business.jp/news/2e67732b-edbf-49e9-9127-edad26014059