株式会社Linkholaは、ボランタリーカーボンクレジットの申請から発行までをワンストップで提供する「EARTHSTORY」の本格提供を開始しました。第1号の利用企業となった株式会社ネクステムズは、沖縄県宮古島で約300件の住宅向け太陽光発電プロジェクトを実施し、1,159tCO2のクレジットを取得しました。このプロジェクトは、持続可能なエネルギー導入を促進し、国内外のオフセット市場に革新をもたらすことを目指しています。
Linkholaは「すべての人と企業で一緒にカーボンニュートラル社会をつくる」というビジョンのもと、民間主導でボランタリーカーボンクレジットの発行プロセスを高速化し、多種化を実現させるための事業を展開しています。ネクステムズのプロジェクトは、EARTHSTORYの第1号案件として申請から3ヶ月でクレジットを発行することに成功しました。
日本ではボランタリーカーボンクレジットの創出や取引が進みにくい状況がありましたが、「EARTHSTORY」はこれらの課題を解決するため、新しい発行制度と評価方法を導入しました。これにより、クレジットの申請、審査、発行が圧倒的なスピードで可能になりました。
ネクステムズは、沖縄県の離島で太陽光発電や蓄電池、エコ給湯機などを導入し、地域のエネルギー自給自足を進める取り組みを行っています。今回のプロジェクトでは、宮古島地域の316件をグルーピングして申請し、ボランタリークレジットとして販売することで、経済的リターンを事業やエンドユーザーに還元することを目指しています。
【引用】
PR TIMES. Linkhola、「EARTHSTORY」提供開始。第1号はネクステムズ、ボランタリーカーボンクレジットの1,159tCO2を発行