アルフレッサホールディングス(東京都千代田区)は12月23日、ヤマトオートワークス(同・中央区)が提供する「EVライフサイクルサービス」をグループ会社に導入したと発表した。EVの導入・運用に関する様々な機能をワンストップでの提供で完結できるサービスで、アルフレッサグループは、同サービスのファーストユーザーとしてCO2排出量削減に向けた取り組みを加速させる。
2024年10月から開始した「EVライフサイクルサービス」
ヤマトオートワークスは、ヤマトホールディングス(同)の子会社。2024年10月から「EVライフサイクルサービス」を開始し、EVの導入・運用に関する様々な機能をワンストップで提供している。同サービスでは、脱炭素計画からEVの導入・納車、導入後のメンテナンス、エネルギーマネジメント、入替・廃棄まで支援を一括で提供する。
今回アルフレッサグループは、ヤマトオートワークスのサービスを活用し、アルフレッサ(同・千代田区)およびエーエルプラス(同)の5拠点にEV45台を導入。EVや太陽光発電設備、エネルギーマネジメントシステムの導入のほか、2025年度末までにはヤマトグループから再生可能エネルギーの供給も開始する計画で、アルフレッサグループのCO2排出量削減の目標達成に向けた取り組みを進める。
ファーストユーザーとして検証も
今後、ヤマトグループの持つEV活用の知見・ノウハウを活用し、EV導入によるCO2排出量削減効果やEMSの試験導入結果を検証するという。検証結果を踏まえ、2025年度校は導入台数や拠点数の拡大や充電インフラ拡充なども視野に、目標としている2050年度CO2排出量ネットゼロに向け取り組みを進める考えだ。
【引用】
環境ビジネス. https://www.kankyo-business.jp/news/5f998f49-2cce-4d20-8fed-46d498e1a902