マニュライフ生命保険(東京都新宿区)は1月7日、和歌山県田辺市、一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ/同・渋谷区)および中川(和歌山県田辺市)と、森林保全および地域活性化に関する連携協定を締結したと発表した。この協定に基づき、田辺市内の伐採跡地における広葉樹植林などの森林保全活動の促進を図り、多様な森の再生や地域の活性化を目指す。
田辺市伐採跡地に3万本を植樹する森林再生プロジェクト
マニュライフ・グループは、世界最大の自然資本投資マネージャーとして、30年以上にわたり事業を展開する土地や地域において森林保全の持続可能な管理に取り組んでいる。
今回の取り組みでは、田辺市内の伐採跡地で森林保全プロジェクト「Manulife Impact Forest」を展開する。広さは12ヘクタールで、3万本以上の苗木が植樹される予定だ。
また、森林再生と併せて、木材・林産物の生産やその活用、地域資源の保全、人材育成、地域における災害支援なども行う。
連携協定締結式の後には、Manulife Impact Forestにて記念植樹式を開催。マニュライフ生命の取締役代表執行役社長兼CEOのブノワ・メスレ氏らが参加し、地域に元々自生していた樹種や田辺市産の種から育てた苗木が入手できる樹種、7種を植えた。