早稲田大学、日建設計(東京都千代田区)、都市再生機構(UR都市機構)の3者は12月13日、「カーボンニュートラル社会の実現に向けた協定」を締結した。教育活動、研究活動、国際的な学問的・文化的交流、新技術開発、まちづくりへの実装などにおいて相互協力することで、カーボンニュートラル社会の実現を目指す。協定は、2026年3月31日まで。
「技術研究成果×まちづくり」でカーボンニュートラル実現へ
今後、早稲田大学および日建設計が推進している最先端のカーボンニュートラル領域における技術研究成果と、UR都市機構の「まちづくり」推進のノウハウを組み合わせ、以下の連携事項について取り組んでいく。
連携事項
- 教育活動、研究活動に資する人材育成に関すること
- カーボンニュートラル社会の実現に向けた研究および新技術開発に関すること
- カーボンニュートラル社会の実現に向けたまちづくりに関すること
- 社会実装に向けた実証実験および新制度など提言に関すること
早稲田大学のカーボンニュートラル社会実現に向けた取り組み
早稲田大学は2022年に「カーボンニュートラル社会研究教育センタ ー(WCANS)」を設置し、研究、教育、貢献の3本柱のもと、理工系中心のテクノ ロジー分野に加えて、人文学、社会科学、総合・新領域系に至る「総合知(convergence of knowledge)」による人類への貢献を行い、まちづくりを通じたイノベーション創出環境の形成を目指す。
【引用】
環境ビジネス. https://www.kankyo-business.jp/news/b7246abd-dfbf-4cbc-9340-1b54e89fb01b