みずほフィナンシャルグループとロンドン証券取引所グループ(LSEG)は、カーボンクレジット市場の成長を支援するために協力することを発表しました。LSEGは、炭素クレジットの創出が見込まれる脱炭素化プロジェクトに投資するファンドや企業を対象としたボランタリーカーボンマーケット(VCM)指定を設けています。このVCM指定により、投資家は炭素クレジットの長期的な供給を確保できるようになります。
みずほとLSEGの協力により、みずほの顧客はVCM認定を受けた投資ファンドや企業にアクセスできるようになり、排出権に関する情報提供も行われます。両社は排出権を資金調達の仕組みと捉え、世界の脱炭素化の取り組みを加速することを目指しています。
この協力は、2022年11月に発表された持続可能性分野での連携の一環です。みずほは持続可能な社会の実現に向けてサステナビリティへの取り組みを強化しており、総合金融グループとしての専門性を活かして様々なサステナビリティソリューションを提供しています。
一方、LSEGは世界金融市場の主要なインフラストラクチャおよびデータプロバイダーとして、持続可能な経済成長とネットゼロへの公正な移行を推進しています。この協力を通じて、両社はグリーンエコノミーの成長と包括的な経済機会の創出に貢献することを目指しています。
【引用】
ESG NEWS. Mizuho and London Stock Exchange Group Partner to Foster Growth in Carbon Credit Market