安藤ハザマ(東京都港区)は3月12日、同社が主幹事を務めるCPコンクリートコンソーシアム(CPCC)が、清掃工場排ガスから回収されたCO2をコンクリートに固定する実証を行い、その成果を発表した。実証では43kg/m3のCO2を固定できたという。
コンクリは大阪万博パビリオンのベンチに活用
実証は、東京二十三区清掃一部事務組合が管理運営する東京都板橋区の「板橋清掃工場」で行われた。具体的には、日鉄エンジニアリング(東京都品川区)が独自開発した可搬式のCO2回収装置「m-ESCAP」を用いて分離回収したCO2を、CPCCが製作したコンクリートブロックに固定した。
また、このコンクリートブロックはCCUの社会実装に向けた価値のある取り組みであるとし、大阪・関西万博の未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」パビリオン内に設置するベンチに使用する。
NEDOグリーンイノベーション基金事業の一環としてCO2分離回収に挑む両者
CPCCはこれまでも、コンクリートへのCO2吸収固定に向けてさまざまな取り組みを行っている。今回は、バイオマス由来の削減に焦点を当て、両者に協力を依頼し実現した。
なお、CPCCが実施している「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」および日鉄エンジニアリングが実施している「CO2分離・回収を前提としたCN型廃棄物焼却処理全体システムの開発」はそれぞれ新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業に採択されている。
【引用】
環境ビジネス. https://www.kankyo-business.jp/news/41c79e8d-c13c-4b46-a585-2e45b563de54