台湾証券取引所(TWSE)と台湾カーボンソリューション交換所(TCX)は、アフリカ唯一の台湾の正式な外交同盟国であるエスワティニ証券取引所(ESE)との間で、それぞれ覚書(MOU)を台北で締結しました。これは台湾の外交政策の取り組みに対する対応であり、双方の資本市場間の協力にとって重要なマイルストーンです。
TCXの田建中CEOによると、このカーボン関連のMOUにより、両国のカーボンクレジット市場が連携し、将来的にエスワティニの豊かな自然資源に基づくカーボンクレジットがTCXで取引されることが期待されています。TWSEの簡立忠社長は、このMOUが台湾とエスワティニ間の資本市場に関する初めての提携であり、象徴的な意義を持つと述べました。
この連携により、台湾は世界との経験を共有し、国際的な影響力を強化することができます。両国間のパートナーシップは、カーボンクレジット関連情報の交換や知識共有から始まり、将来的には人材育成など実質的な交流へと拡大する予定です。エスワティニのカーボンクレジットは、国際機関による認証と台湾環境省の審査を経た後、TCXで取引される可能性があります。
【引用】
OCAC、News: Taiwan's carbon, stock exchanges sign MOU with Eswatini