日本は、温室効果ガス削減技術を他国に提供し、削減分を分け合う「二国間クレジット制度」を農業分野で初めてフィリピンに導入します。具体的には、水田からメタンを削減する技術を提供します。この技術は「間断かんがい」と呼ばれ、水田から水を定期的に抜いて土壌を空気に触れさせ、メタン生成菌の働きを抑えるものです。これにより、水田からのメタン排出を約35%削減し、収穫量も20%以上増加する見込みです。農林水産省は今後、ベトナムにも技術提供を進める予定です。
【引用】
NHK WEB. 農業で初 二国間クレジット フィリピンにメタン削減技術提供へ