ステラーグリーン(東京都中央区)、北海道函館市、北洋銀行(北海道札幌市)の3者は7月23日、函館市域の自然資源のカーボンクレジット創出による収益化などについて連携して取り組むための協定を締結した。これにより「ゼロカーボンシティはこだて」の実現に資する脱炭素型のまちづくりを推進。特に、同市域の海洋や森林資源の環境価値創出による収益を保全活動に循環させ、活動の周知により地域全体での活動へと波及させる。
ブルーカーボンとグリーンカーボン活用での保全サイクルを構築
具体的には、以下の事項で連携する。
- ブルーカーボンおよびグリーンカーボンによる自然資源の持続的な保全サイクルの構築および地域内外への周知における支援に関すること
- その他、目的達成のために協議により決定したる事項

締結式の様子(出所:ステラーグリーン)
北海道の自治体と連携を推進するソフトバンクグループ
ステラーグリーンは、この協定において、函館市のブルーカーボンおよびグリーンカーボンを活用した取り組みを主体的に支援し、環境保全と経済発展を両立する持続可能なモデルの構築を図る。
同社は、ソフトバンクグループ・SBプレイヤーズ(東京都中央区)の100%子会社で、森林カーボンクレジット創出支援事業を展開する。2025年は、北海道においては津別町や弟子屈町と、それぞれ森林資源のカーボンクレジット創出で協定連携を結んでいる。
【引用】
環境ビジネス. https://www.kankyo-business.jp/news/77f80695-f4a3-4952-9b47-5ce7a62d09e3