東京センチュリー(東京都千代田区)は1月16日、アイリスオーヤマ(宮城県仙台市)と、J-クレジット創出事業を開始したと発表した。プロジェクト第1弾は、創生会グループ(福岡県福岡市)の幸寿会が運営する高齢者施設におけるLED照明への更新に伴うCO2排出量を削減する取り組み。
クレジット創出量は372トン-CO2の見込み
今回のプロジェクトは、介護老人保健施設(鎌倉幸寿苑および大磯幸寿苑)の2施設が対象。LED照明への置き替えによるクレジット創出量は、372トン-CO2を見込んでいる。
この取り組みにおいて、東京センチュリーは照明のリース提供に加え、J-クレジット創出に関する計画書の作成や関係機関との手続きなどの事務作業や販売を代行する。アイリスオーヤマは照明の設置、照明設備のデータ提供を行う。
プロジェクト型によるクレジット創出支援を開始
政府は、2030年度までに500万トン-CO2のJ-クレジット認証を目指しているが、中小企業などにおいては、手続きの煩雑さやコスト負担の大きさがネックとなっている。
こうした状況を受け、両社は今回、クレジット創出事業において協業を開始した。今後は、プログラム型によるクレジット創出を進めていく考えで、両社の強みを生かしながら中小企業や自治体の省エネ・低炭素投資を支援していく。
【引用】
環境ビジネス. https://www.kankyo-business.jp/news/e77fd410-f8b3-453b-98ff-1e8bafc56c73