Green Carbon株式会社は、BASFジャパン株式会社との業務提携を通じ、水稲生産者のJ-クレジット申請サポートを開始します。BASFが提供する栽培管理支援システム「xarvio® FIELD MANAGER」を活用し、水田の中干し期間延長によるJ-クレジット創出をサポートすることで、農業における炭素管理と環境負荷の低減に取り組みます。
「xarvio® FIELD MANAGER」は、農業現場でのほ場状況や生育予測、病害発生予測などを提供し、最適な施肥や防除、水管理をサポートします。
水稲生産者はリスクを軽減し、収量と品質の向上を目指すことが出来ます。さらに栽培終了後、作業記録のデータを用いてGreen CarbonがJ-クレジット申請をサポートし、生産者はクレジット収益を得ることが可能です。
BASFは、2030年までに米などの作物の生産量1トン当たりのCO2排出量を30%削減するという目標を掲げており、今回の取り組みはその達成に向けた重要な一歩です。今後、Green Carbonは「xarvio® FIELD MANAGER」との提携を通じ、全国の水稲生産者への普及を目指し、2024年度中に約50,000ha、2030年には400,000haでのJ-クレジット申請を目標に掲げています。この取り組みにより、生産者の支援と脱炭素化への貢献を加速させます。
【引用】
Green Carbon株式会社、PR TIMES. Green Carbon株式会社は、BASFジャパン株式会社と水稲生産者のJ-クレジット申請をサポートする業務提携を開始